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我らがポレポレアイランドには、浅葉克己さんという超有名なアートディクター氏の手によるエンブレムというかロゴマークがある。見ての通りポレポレ島のかたち「象」をモチーフとしたロゴマークだが、これは浅葉さんが徹底的に研究している中国は雲南省納西族(なしぞく)が今も使っているという象形文字「トンパ文字」の「象」という字なのだ。
ほんもののそれは こんなのだが、浅葉さんはそれを な風にアレンジ、
多分筆書で一気に書いてズドドと力強くFAXしてくれたのであった。(浅葉さんありがとうございます)
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私はそれを見たとたん大いに気にって、これで即、ポレポレ島の記念品を作ってしまおうと思った次第。Tシャツやステッカー、はたまたトートバッグなども思い浮かべたが、ここはそうだどうしても「ピンズ!」なのだ。なぜピンズかというと勿論値段が安いので大量に作る。色んな人にあげることが出来、それも捨てられずにズッととっておいてくれたりする。「これ上げるよ!」と渡し、即くその場で「あっいいじゃん!」とジャケットにつけてくれたり、「ウソォ!カワイイ!」等と女の子が騒ぎ「チュ」をしてくれたり(それはまだだケド)そんな反響を何度も味わえるのがまたうれしいではないか。
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そこで登場するのが第一回目の道楽道受賞の達人「板谷金吉」さん。
この素晴らしいロゴマークを、ピンズ化するにあたり、やはりピンズを作る人も日本一でなければいけない訳で、「板谷金吉」さんなのである。
この板谷さん、63歳にもなる人なつっこいおじさんではあるが、1970年代からの収集癖、いや「コレクター歴」は長く、最初は1970年代に「大正時代の仁丹の銀製ケース」を入手した事から始まり、その後も機会ある毎にその種の店を覗いてビールの栓抜きなどの小物を少しずつ集めていた。
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携帯仁丹ケース
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そんなある日、青山のアンティークショップのガラスケースの片隅にキャデラックのマーク入りジッポーが置かれてあるのに出会った。
当時はやっと無地のジッポー が日本で売れて始めた頃で、マーク入りは極めて珍しく、キャデラックの絵柄も相まって「これこそアメリカだ!」と感激。早速値段の交渉をし、6千円を2千円に値切って購入したそうだ。
このジッポーとの出会いを契機に「ITAYA ZIPPO COLLECTION」が始まり、今や数千点を越えるコレクションで家の中にはノートパソコンも置けない程だという。
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かのジッポー社のゲーリー社長もそのコレクターぶりには感動し、彼を世界一のジッポーコクレターとして認知、ジッポーの10金ピンズをプレゼントしてくれ、板谷さん個人にオリジナルの開発も許可してくれたという逸話がある。(ちなみに彼はたばこは喫わず、ジッポーはキャンバスであると言い切っている)。
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ピンズコレクションは、1984年のロスアンジェルスオリンピックでコカコーラが販促品として配ったピンズとの出会いに始まった。それまでも社章やアクセサリーとして、ピンズのようなものはあったが、欧米企業の販促品としてのピンズと出会い、それらのユニークなアイデア、洗練されたデザイン、精緻な製作技術に感動したという。それからはジッポーコレクターに続いてのピンズコレクターの始まり始まり。
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ホンダのピンズから(ホンダは全車種、全バイクなど揃っていて一番ピンズが充実している会社。現在はイタヤコレクションとしてオリジナルも販売している)から、ヨーロッパのブランドメーカー、オメガやロレックスの時計、オリンピックから、学校から、学会から、ディズニーのようなキャラクターまで、その動物的な収集感とネットワークでとにかくなんでも入手してしまっている。
ピンズごときと笑うなかれ、一番高価なものではドラエモンのオリンピックピンズなどは1ケ40万円也で取り引きされている程だ(彼はそういうショウバイはしないが)。
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アルマーニ
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シャネル
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オメガ
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ロレックス
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ラコステ
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ベンツ
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RC160
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RC166
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Dream
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全段が長すぎたが、つまりその板谷さんがポレポレ島のピンズを作ってくれた。
「ピンズはコミュニケーションツールなんですよ」
と板谷さんは会うたびに約2時間ほど情熱をこめて力説する。
「ピンズはイイのを見つけたら必ず1コではなく数個買いなさい」
自分のコレクションに1コ、友達に1コあげる。そしてその友達に「イイのがあったら分けてネ」といっておく。で、自動的に彼のもとには世界中のピンズが集まってきてしまうそうだ。私にも例外でなく、会うたびに一個ピンズをくれる。(実は今日会ったけどやっぱりくれた)で、私も貰いっぱなしでは申し訳ないので、結構気にしてちょっとよさげなのを見つける「板谷さんが喜びそうだな」と入手し彼に渡す。すると、彼はホントにうれしそうに、お返しにまたピンズを1コ(今日は3コ)くれるのである。彼とはそこそこ長いつきあいの証拠に、私の引き出しにはもう数十個のピンズがずらっと…頂き物ピンズコレクションとしてホームページが作れるかもしれない(笑)。
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ピンズは1コせいぜい500円程度(高いものは純銀製などあるが)、どこかにいった記念品として、また趣味のサークルとして、人にあげるのは正に最適。それでいていつまでも相手の引き出しに思い出として残ってくれている。ほんとにコミュニケーションツールとしては、いいアイテムだと思う今日このごろなのであった。
ちなみに、板谷さんはのホンダ関連のピンズは青山一丁目交差点のでっかいビル「Hondaウエルカムプラザ青山」に行くと常設でお店があるのでいつでも購入できます。
7月17日から30日(火)までは「2002イタヤピンズコレクション展」をやっているので、お時間のある方は是非見に行ってください。板谷さんらしき人をみつけたら、合い言葉は「ポレポレ」です。ポレポレ島の住民が来たらピンズをプレゼントしてくれるそうですよ。(清)
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