日本でヨットというと三角の帆を張った、風の力で走る船のことをいうが、世界的にいうと、ヨットとは遊び専用の船のことを言うらしい。超豪華なモーターボートもヨットと言う。帆を張って風で走る船は、セールボートと言うが、しかしここでは、あえてセールボートのことをヨットと呼ぶことにする。

 ヨットは大きく二つに分けられる。ディンギーとクルーザーだ。ディンギーは、船室がなく、沿岸帆走用で、外洋の航行には向かない。クルーザーは、船室があり、船内で生活ができるように造られており、外洋を航行することができる。

 これから、何回かに分けて連載するのは、ポレポレ流クルーザー教室といったもので、どのようにしたらクルーザーに乗って楽しく遊べるかを解説して行きたい。まずはクルーザーに乗るのに必要なものをあげる。

● クルーザー(Cruiser)
 クルーザーに乗るのだから船、クルーザーが必要である。
● 係留、保管(Marina)
 船を手に入れても、放置しておいたり、勝手に港や河川に係留して置くことは出来ない。ちゃんとした係留、保管場所を確保しなくてはならない。
● 免許、船検(License)
 日本では、レジャー用エンジン付きの船舶を操縦する場合、船の種類と航行水域の別によって、各種の免許を必要とする。これは世界中で日本だけである。個人的には悪法だと思うが、無免許で操船すると犯罪人となり処罰されてしまう。船検とは車検のようなものだが、これも問題が多い法律だ。
● 操船技術(Technique)
 クルーザーの操船に関しては、基本的な技術をマスターしておけば問題はない。ディンギーやレースに必要な細かいテクニックより、航海術や、生活術といったものが重要である。
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