26.May.2002
 展覧会も今日で終わりだ。デモンストレーションも3時からの一回で終わりになる。沖縄は昨日から天気が良い。あす、あさっては沖縄観光ドライブということになっているが天候も良さそうで愉しみだ。5年前に沖縄に来たときは時間がなくて画廊の周りしか見ていない。今回は2日間の余裕があるので、1日目は北部を、2日目は南部を回ってそのまま空港に直行、そして帰るという予定になった。
 沖縄は南北に約100キロと細長い島で、宜野座村辺りが島の真中になるが、北部はヤンバルと呼ばれ深い森が続き、あまり開発はされていない。北部の大きな街はプロ野球のキャンプ地でお馴染みの名護市で、以前沖縄海洋博が行われた本部半島の付け根にある。名護から北には大きな街は無い。
一方沖縄市から南は都市化が進み、那覇から沖縄市までは一つの都市のようになりつつある。那覇から南は南部と呼ばれ、第二次大戦の戦跡が多く残るところで、都市化もあまり進んでいない。
 沖縄には鉄道が無い。公共交通機関はバスのみだから、島民各家庭の自動車保有率はかなり高いのではないかと思う。観光客もレンタカーを借りて移動の足にしないと、自由に島内観光ができない。そんなわけで沖縄の道路は良く整備されているが、都市部の渋滞はひどいようだ。
 21日のレポートで「沖縄で唯一の国道58号線」と書いたが、国道は他にもたくさんあった。他に、329号、330号、331号、449号、505号、507号と全部で7本あるようだ。国道58号が特別なのは、58号の起点が鹿児島県にあるということだ。つまり海の上を通る国道なのだ。沖縄の先は宮古、石垣島へと続いているのだろうか?
赤い線が国道58号線。本島の東シナ海側を走り、那覇から奥まで。
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 A は沖縄市を中心とした地域の地図。地図の中央を走る緑の線は沖縄自動車道、沖縄唯一の高速道路だ。この高速道路はあまり混まないようだから、島を大きく移動するときは便利だ。ただし那覇から名護市の手前までしかいっていないので、さらに北部に行くときは58号線を走ることになる。沖縄では、国道58号線が走る東シナ海側の方が賑やかな感じがする。道路沿いに街が発展するからだろうか?この地域は、嘉手納基地をはじめとして米軍基地が多いので、基地のゲート前の門前町的雰囲気もある。
 B は北部ヤンバルの地図。58号線は名護市から本部半島の付け根を横切って海沿いを島の最北端、辺戸岬まで行き、太平洋側に少し回った奥という村で終点になる。58号は鹿児島が起点なら那覇が終点か?

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 C は那覇から下の南部の地図。南部はひめゆりの塔や摩文仁の丘、自殺の断崖と呼ばれた喜屋武岬などの太平洋戦争の戦跡が多くある地域だ。玉城村には玉泉洞という鍾乳洞がある。今は玉泉洞を中心としたテーマパークができたりしてだいぶ変わったと思うが、22年前に来たとき、玉泉洞へ続く道の横に自然のほろ穴を利用した墓地があって、頭蓋骨など人骨が無造作に置かれているのを見て驚いた記憶がある。南部は昔の沖縄の雰囲気が残るところが多くありそうだ。戦前からの漁業の町、糸満市も昔の面影を残した町らしい。
 今日もすばらしい青空が広がっているが、日曜日のうえ基地の中では何かの記念日の大きなイベントがあるらしいし、ハイスクールではサッカーのリーグ戦があり、横田基地のチームが遠征してきているということなので、こんな薄暗い画廊にお客さんが来てくれるかどうか心配だ。しかも明日は基地はホリデーということなのでなおさらだ。何しろ今日ですべてのスケジュールが終わるわけだから、最後のひと踏ん張り、英語にもだいぶ慣れたし、楽しくやろう。でも英会話が楽になったころに帰ることになるので、残念だ。
すばらしい天気の日曜日で、基地では
大きなイベントがあるにも関わらず、
今日もたくさんのひとが来てくれた。

  
左、道路脇でよく見かける植物、名は不明。
右、道ばたに咲く、大きさ1cmほどの花。