Round 118.「おはようのヴィラ」

寝る前に、翌朝のモーニングコールを7時30分にお願いする。そして朝食のメニューをオーダーして、部屋で食べる旨を伝える。これで準備万端である。あとは、プールサイドにあるリビング・ルームで、ワイワイ、ガヤガヤと、みんなで夜の時間を楽しむ。そしてひとり部屋に戻り、ふたり戻りして、そのうち僕も眠くなって、部屋のベッドでバタンキューとなる。

翌朝きちんと7時30分に部屋の電話が鳴り響く。なんだなんだ!どうしたんだ?完全に寝ぼけている頭は、電話の音も理解出来ない。でも受話器を取ると、すぐにモーニングコールと判明。あぁそうだった。お願いしていたんだ。なんだかかなり眠いけど、勢い良くベッドから飛び出す。表に出ると、やっぱり起きたばかりの友人たちも、それぞれの部屋から出てきた。

プールには、昨夜遊んだ浮き輪が浮いたままだ。僕たちは、「おはよう」「おはよう」と、声をかけながらやっぱりリビング・ルームに集まり、水を飲んだり体操をしたりタバコを吸ったりしてみる。かなりきれいな朝の景色が、あっちからもこっちからも見えている。何度も何度も深呼吸をすると、ミルミル元気が充電されてくるのがわかる。

チャイムが鳴り、朝食の用意をしにスタッフが入ってくる。みんな手に手に朝食の食材を運んでくる。リビングにある調理スペースで、手際よく料理が始まる。目玉焼きを作る人、コーヒーの準備をする人、テーブルにお皿をセットする人。僕たちもそれに負けないように、シャワーを浴びたり、服を着替えたり、テキパキと動き出す。

そして「いっただっきま〜す!」。朝だからフレッシュジュースをガブガブ飲んで、パンをムシャムシャ食べる。タマゴやハムやソーセージ、ポテトをガンガン食べる。コーヒーだってどんどん飲んで、気が付くとすでにお腹は満タン。しばらくジッとしていればいいものを、水を飲んだり体操をしたりタバコを吸ったり。深呼吸なんかすると、さらにミルミル元気は充電されてくる。

ヴィラで迎える朝は、これくらいがちょうどいい。