バリ島の面白さのひとつに“絵”がある。これは、かなりハマる人はハマる。そして僕もすぐに何の問題もなくハマった。
絵には、いろんな芸風がある。伝統的なものから、まるでデザインのような斬新なものまで、その種類は豊富だ。だから、すぐに自分の好きな絵が見つけられるのかもしれない。
そしてその絵は街のいたるところで見ることが出来る。この頃、流行っているガラス製品のショップや、おしゃれなマッサージ・ショップ、もちろんホテルのロビー、それにホテルの部屋・・・。いたるところで、絵を見ることが出来る。
そしてその絵の数もすごいんだけど、そのおかげでたくさんのギャラリーもある。ギャラリーと言ってもそんな硬いものじゃなくて、自分が気に入った絵だけを飾っている“部屋”みたいなものも多い。
そしてギャラリーには、ちゃんと休憩するための椅子も用意されていて、それが展示されている絵の前なんかにも、置かれてあったりもする。でも絵の前のベンチに座ったら絵が見えないじゃん!?って思うかもしれないけれど、このベンチから見るための絵は、向かい側にもちゃんとあるから大丈夫なのだ。
生活に絵があるって、かなり気分的に良いものである。とにかく、そこらじゅうに絵描きさんたちがいて、みんな朝も早くからなんとなく絵を描いている。そんなアトリエの前を通る時に、グッドモーニング!とか挨拶でもしようもんなら、あがって絵を見て行け行け行けと、かなりシツコイ。
そしてアトリエの住所と自分の名前が入った名刺を渡され、注文する時は必ずココに連絡するように、と念を押される。僕も絵は好きだから、日本に帰って来てから、その名刺に印刷されているホームページへアクセスしてみるんだけど、今だかつてそれらのホームページが、ちゃんと表示されたことは一度もない。