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Round 112.「海へ続く道」
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いつも晴れている道。海へと続く道。とても強い波の音が、ゴォ〜ゴォ〜と聞こえてくる。音は他に何もない。ただ波の音だけが、ゴォ〜ゴォ〜と聞こえている。かなり新鮮。そして魅力的。あ〜我がココロのふるさとバリ島。
遅い朝食をとってまずは海へ向かう。と言っても泳ぐわけではない。見に行くのだ。かと言って、部屋から海が見えないわけでもない。様子を間近に確認しに行くのだ。 もうガンガンと太陽の陽射しが照りつける砂浜は、人の姿はほとんどない。小さな砂の粒々までもが、キラキラと太陽の光を反射させている。頭皮さえもが メリメリと音をたてて灼けていく。 今日も遊泳禁止の赤い旗が、ヒラヒラとハタメイテいる。砂の熱がビーチサンダルの底から、ジワジワと伝わってくる。あと10歩も歩けば波打ち際だ。ゆっくり一歩ずつ、出来るだけゆっくりと歩く。うん、今日はなかなかいい調子だ。砂に触れるとかなり熱い。 波打ち際までくるとあとはダッシュ。ビーチサンダルはそこらに放って、裸足で海の中へ。いきなりグッグッと深くなる。いきなり膝の上まで水に浸かる。足の裏は砂利や貝殻でジャリジャリ痛い。 そのまま真っ直ぐに歩いていく。遠浅の海はいつまでたっても膝上までしかの水がない。しばらくそのまま進んでいく。膝の上にあたる波の強さが次第に強くなってくる。ここまで来れば、足の裏はもう完全な砂だけになる。 波の高さが腰までになれば、もうなかなか前へは進めなくなる。何回目かの波で必ず砂浜の方へ引き戻される。もっと進むと、ゴォ〜という波の音を耳のすぐそばで聞くことが出来る。Uターン開始。 波打ち際まで戻ると、放り投げていたビーチサンダルを手で拾い、あとは一目散にダッシュ。ここでダッシュを決めれないドンクサイ奴は、足の裏から確実に火を吹くことになるからである。 |
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