ポレポレ自然活性力研究所
(PLASAF/Pole pole Laboratory of Self Activation Force)からの報告/第3回

ポレポレ島内には幾つかの遺跡が点在している。炭素同位による年代測定によれば、古いものは紀元前のものから、新しいものでは17世紀頃に造られたものまで、様々なものが存在している。古来、遺跡はそれ自体、信仰対象だったが、17世紀以降から近年までカソリック宣教師(最初はポルトガル人、その後スペイン人)により教区化されたこともあり、プリミティブな信仰は排除された。教会は、島民が他宗教を信仰することに寛容な姿勢を取っていた。とはいえ、祭りや祈祷の類は控えるようにという為政者からの通達にみられるように、むしろ島民側において原始宗教を遠慮する空気があり、そのことは1945年の自治権復活まで続いた。

今回の調査対象は『太陽神』神殿として、現在も多くの島民の信仰対象となっている遺跡である。
ポレポレの起源伝説は、太平洋の他の島々同様に『太陽神』である。太陽の子が海を渡り、ポレポレに至った。ポレポレの女との間に子をもうけた。それが島の祖先である、というものである。
火の無い所に煙はたたないのと同様、エネルギーの根拠の無い所に遺跡は建たない、のである。
遺跡は時間の流れの中で次第に神格化を増していく。そのことでエネルギーを発する側から受ける側に逆相異すると考えられるが、活性力の立場で正確に言うなら、『受けて、調整して、送り出す』装置に機能が追加される、といえる。
特に今回の太陽神の場合、写真からもお分かりいただけるように『人工的建造物』ではない。自然の造形をそのまま信仰対象としていて、アニミズムの特徴をよく表わしているものだ。アプローチの下の石畳だけは、14世紀に造られたものだが、もたれかかるような2つの花崗岩の岩盤は全くの自然造形である。

さて、この中のどこに神殿があって、どこが祈りの対象であるかというと。
それは、岩盤によって造られた直角二等辺三角形の空間、この空間そのものが『対象』であり『エネルギー装置』であり『神殿』なのである。すなわち、空間という、いわば実体として認識できない(理論的に、また哲学的には認識可能だが、20世紀の実存主義的な顕在意識においては難しい)もの、それがモノであり、場所なのである。ここに身を置き、あるいは通過することでエネルギー調整がなされるのである。

神殿という言語認識から、エンタシスの柱があったり、スケープゴートを捧げる祭壇、そんなものを我々は連想してしまうのだが、それらを覆すポレポレ太陽神神殿である。


Tinda Peakへのルートは、このGlen Riverを遡るのというものが唯一の方法である。
太陽神殿がある『ティンダ ピーク』遠景。
神殿は、この大岩の裾の部分にある。
Tinda Peakはリッジバックの北側にある。

冒頭でエネルギーの性質を説明しているが、写真からもそれは感じ取ることが可能である。太陽神神殿の写真から、整流された力を感じて、そして取り込んでいただきたい。
私たちの自然活性力研究所の存在目的の第一は、こうした機会を通して、皆さんにエネルギーを感じていただくことである。更にそれを、各々において整流していただき、そのことがポレポレから地球全体に向けて発信されるエントロピー減少に、効果をもたらすからなのである。
分かりやすく言い換えるなら、写真を見て気持ち良いと感じる、理屈は不要、ただ気持ちいい〜やがて、気持ち良くてありがたい、となればなお結構〜それだけである。ポレポレサイトとの出会いに感謝、写真との出会いに感謝、そうしたらもっと気持ちよくなって、一人がそう感じればそのエネルギーは伝播して、更に活性化の力を得るのである。宗教的認識や顕在意識を持たないでいただきたい。