PLASAF/Pole pole Laboratory of Self Activation Force からの報告。

前回、海底鍾乳洞からの報告をお届けしたが、同様に海底から発振されているエネルギー環境源の調査を行なった。
エネルギーの質は、前回とは異なるものの、やはりポレポレを覆っているエントロピー増大の構成要素の一つであることは明らかであり、今回の調査はその仮説を補強する目的で行なわれた。

海底遺跡の存在は『神の宮殿』として、古くから島民の間では知られたものだ。位置は『Headache Edge』の沖合い300メーターの海域である。切り立った玄武岩の断崖が連なる海岸線だ。その海岸形状によって、複雑なカレントや渦が恒常的に発生しており、危険な海域として島民から恐れられてる場所である。
『神の宮殿』と畏怖を込めて神聖視されているのは、海難事故が多くその犠牲者への鎮魂、あらぶる海神への畏敬、そして神の場所とすることで結界という認識を共同体で有し、それにより立ち入りを制限し新たな犠牲者を作らないこと、などがその理由であると考えられている。
写真はEdgeの断崖から太平洋を眺めたものだが、玄武岩の岩肌の様子が詳しく見て取れる。この岩盤の風化過程における一般的性質は、このような大きな平面を形成しながら経年変化していくもので、そのことが長い年月『神の宮殿、自然造形説』を唱える学者たちの論拠となっている。即ち、海底遺跡(学会における正式名称はポレポレ遺跡様海底巨石群)は自然が作り出した天然の宮殿である、という海洋地質学者の見地である。
一方、海洋考古学者の多くは、ポレポレの神の宮殿はムー大陸あるいはそれ以前の文化遺産である、という立場を取っていて、この論争の決着は今に至るもみてはいない。考古学者たちの論拠は遺跡に刻まれた○や━△などの記号文字文様で、広く太平洋に分布するスーチュマー(カイダーディー)とポレポレの記号は同様のシステムを持ったものである、としている。スンダランドとポレポレとの関係を示唆する証拠である、として研究を進めるグループもいくつか存在する。ただし、海底の岩盤に刻まれた文様は風化進行が激しく、そのため人為的に刻まれたものである、という科学的な結論には残念ながら至ってはいない

今回の潜水調査は学術的な立場で行なうものではなく、ましてや学会の論争に決着をつける目的のものでもない。冒頭で述べたように、波動エネルギーと活性力との研究者の立場から、海底遺跡から発されているメッセージとインスパイアすることがその目的である。
潜水調査のメンバーは、前回の探検以来、当研究所の非常勤となったムンチャ・ヒジャナ氏(詳細は前回リポート)、環太平洋巨石文化財保護委員のサンチャゴ市立大学、ホセ・ヤギバール助教授(ポナペ〜ポンペイ島ナン・マドールの調査貢献が認められ99年ノーベル文化功労賞を受賞)、そして私の3名によって実施された

海底遺跡へは海岸線から直接のエントリーは不可能で、Liraの漁港からボートで現場海域に向かう。カレントは不規則で、強いマイナス潮流(海底方向へ引き込み)を伴ったものだ。
遺跡の最高部分は水深7メーター、ボトムは30メーター、すなわち全高23メーターの巨大なものだ。このボトム部分の岩盤に付着している堆積サンゴ層は、地球物理学研究によって4万年以前の層であることが既に報告されている。遺跡(であるとすれば)の建造年代がこのことで推測できる。平面積については、25メーター×70メーターであり、1.75平方キロということになる。このサイズを、既知建築物と比較するなら、ボーイング社の747の製造格納工場とほぼ同サイズといえば分かりやすいだろう。潜水方法はドリフトダイブで行なう。潮流の強さには抗えるものではなく、こういった環境においてはあらかじめ流される方角を予想して、海上のボートと連携を取りながらダイビングを行なう方法である。潮流データの乏しいこの海域においては非常にリスキーなダイビング方法であり、ダイバーがそのまま神となる可能性をも充分に有しているものだ。

 

遺跡の壁、床、などの平面部は、常に激しい潮流を受けているためか、貝や海草などは殆ど付着していない。外観には階段状の造形などが点在するが、いずれもがステップ高において60センチ程度あるいはそれ以上あり、この造作が外観形状をもってして単純に階段であるとする断定には、無理を感じる。ただし、ヤギバール助教授によれば、現在彼らのチームが学術調査中である、アレキサンドリア沖海底遺跡(B.C.7000年)においても同様のディメンションを表わすステップが既に発見されており、「階段以外の目的を与えられた」という可能性を視野に入れて調査を行なっている、とのことである。
さて、波動エネルギーという見地からの潜水調査結果だ

潜水中に垂直に切り立った壁の内側から強い円周波動を感じたが、今回の調査時間内ではその源の確認と特定は行えなかった。ムンチャ氏によると『隠れ扉』が存在し、迷路形状となっている内側部分に進入できる、という言い伝えが島には残っているという。しかし、実際にそれを発見して入ったものはいない。あるいは、進入に成功したものの、脱出に失敗したに過ぎないのかも知れない。
エネルギーコントローラーの立場で更に報告を加えるならば、ここが太平洋のチャクラポイントの一つである可能性が非常に高く、身を持ってその確信を得ることができた。そのことが今回の最大の収穫だったといえる。
そうだとするなら、遺跡内部は「受信」「整流」「増幅」の役割を担うパワーステーションである、という仮説が成り立つ。そのことによって、島のエントロピーが増大している、という現状の原因解析に結びつくのである。